引退後に後悔しない為に

このページでは、引退について悩まれていた相談者(60代・男性)からの相談事例をご紹介します。

事例の後には、「老後の生活費についての不安」や「引退する時期についての悩み」を解決する為の解説も行います。「定年退職の時期が近くなったが、引退に不安を感じている」「定年延長や継続雇用・再雇用に関する判断で悩んでいる」などの事情を抱えている方は、ぜひ、最後までお読み下さい。

※このページでは、定年後、または、定年が近くなってからの引退を検討されている方の参考になる事例をご紹介しています。FIREなどと呼ばれている早期リタイアについての事例をお知りになりたい方は、こちらをご覧下さい。また、退職して、これまでと全く異なるキャリア(独立開業や起業など)を検討されている場合の事例をお知りになりたい方も、個別にお問い合わせ下さい。

引退についてのFP相談事例

まず、エフポータルでの相談事例を、会話形式でお読み下さい。

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エフポータル

エフポータルのFP相談にお申し込みを頂き、有り難うございます。引退についてのご相談との事ですが、もう少し具体的に事情を教えて頂けますでしょうか。

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相談者

二年前に定年を迎え、その後、同じ会社で継続雇用されてきました。会社からは、まだ働いて欲しいと言われているのですが、そろそろ完全に引退したいと思っています。しかし、引退後の生活に不安を感じています。

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エフポータル

なるほど。会社から頼りにされているのは素晴らしい事だと思いますが、何か引退されたい事情がおありでしょうか。

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相談者

特にありませんが、長年、仕事一筋で頑張ってきたので、もう良いかな、と思っています。まだ体が元気な間に引退して、○○という趣味を始めてみたいと思ってもいます。

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エフポータル

時短勤務に切り替えたり、仕事内容を変更して勤務を続けたり、といった選択をされる方もいらっしゃいますが、そのような選択肢は検討されますか?

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相談者

会社と交渉はしてみたのですが、時短や仕事内容の変更は難しいようです。今から違う職場で働く気にもなれないので、「これまでと同じ条件で継続雇用を続ける」または「完全な引退」の二択で考えています。

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エフポータル

解りました。では、引退後の生活がお金の面で問題ないようであれば、近いうちに引退されたい、という事でよろしいでしょうか。

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相談者

そのような理解で結構です。早く引退はしたいと思っていますが、その後の生活が不安なのです。

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エフポータル

解りました。では、「引退後の生活が、どうなるのか」という点を重視した分析をさせて頂きます。

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相談者

よろしくお願いします。

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エフポータル

今後の作業についてですが、まず、「今年、引退する」と仮定した場合のCF表を作成させて頂きます。CF表を作成すると、「引退後に、今の生活水準が維持出来るのか?」や「今後、生活費が不足しないか?」などの点を確認する事ができます。

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相談者

それは有り難いですね。

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エフポータル

CF用作成後には、そのCF表をもとに分析を行い、引退時期について判断して頂けるような提案をさせて頂きたいと思います。

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相談者

解りました。お願いします。

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エフポータル

では、引退後の生活や年金のシミュレーションに強いFPがおりますので、その者を担当者とさせて頂きます。お手数ですが、この後、CF表作成に必要となる資料の提出や質問への回答をお願いします。

~CF表作成の為のヒアリング(略)~
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エフポータル

CF表の作成が完了しました。まず、簡単に概要を説明させて頂きます。

~完成したCF表についての説明(略)~
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エフポータル

次に、このCF表を用いて、「引退について判断頂く為のポイント」をご説明させて頂きます。

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エフポータル

まず、CF表で確認して頂ける通り、残念ながら、今年、引退された場合に受け取る事になる年金では、現在の生活費を賄えない事が解りました。

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相談者

そうですか。不安は的中ですね。

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エフポータル

はい。そして、シミュレーションによると、このまま引退されていた場合には、○歳になる頃には貯蓄が底を突き、大変な事態になるところでした。引退前に相談して頂き、本当に良かったです。

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相談者

相談して良かったです。しかし、今後、私はどうすれば良いのでしょうか。

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エフポータル

ご安心下さい。シミュレーションしてみた所、あと○年、このまま働き続ければ、年金額が○円増えますので、年金収入で現在の生活費を賄える事が解りました。

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相談者

定年後にも年金は増えるのですか。知りませんでした。

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エフポータル

はい。条件はありますが、定年後の就労でも年金額を増やす事は可能です。注意すべき点については、今後の方針が固まった後で説明させて頂きます。

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相談者

やはり、無条件という訳ではないのですね。知らない事が多いです。

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エフポータル

他にも、「年金で生活できるように生活費を削減した上で、早い段階で引退する」というプランもご提案できます。「早期に引退したい」というご希望に合うのは、こちらのプランかもしれません。

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相談者

それも良いですね。

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エフポータル

ただし、気になる点があります。これまでの生活費には、趣味の為の費用はほとんど計上されていません。引退後は趣味の時間を増やすというご希望だったと思いますが、その分、生活費が上昇する可能性があります。

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相談者

確かにそうですね。どうすれば良いのでしょう?

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エフポータル

まず、生活費の見直しをされてはいかがでしょうか。同種の相談では、○○や○○といった出費の項目については、生活水準を変えずに削減できるケースが多いです。

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エフポータル

もし、生活費の水準を落とす事が出来れば、しばらく働き続ける場合、その分が貯蓄できます。引退後の趣味は、主に、その貯蓄から支出するという事にして頂ければ、生活費は年金で賄った上で、問題なく趣味に没頭して頂けると思います。

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相談者

なるほど。それは良い考え方ですね。働き続けるモチベーションにもなりそうです。

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エフポータル

引退後の趣味に必要なお金については、もう少し詳しく検討した方が良いと思われます。必要な貯蓄額を決めて、その金額が貯まるまでは最低でも働く、という方針が良いかもしれません。

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相談者

解りやすい考え方ですね。

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エフポータル

もちろん、生活費の削減が上手くいった場合には、早く引退しても、年金で生活費を賄えるようになります。ですから、「生活費の削減」と「趣味の為の貯蓄」の2つの検討結果のバランスをとって引退時期を決めて頂く、というのはいかがでしょうか。

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相談者

なるほど。それが良さそうですね。

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エフポータル

この方向性でよろしければ、生活費について具体的に分析させて頂き、見直しプランを提案させて頂きたいと思います。

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相談者

ぜひ、宜しくお願いします。

~生活費の見直し相談へ(略)~


※プライバシー配慮などの為、一部の内容を修正させて頂いております。

引退後のシミュレーションの重要性

この事例では、CF表を使ったシミュレーションによって、「数年、引退を延ばす事で、現状の生活水準を維持する事が出来る」という分析結果が出ました。また、その分析結果をもとに、「引退の時期」や「老後の生活費の為に必要な対策」についての検討を進める事が出来ました。

しかし、シミュレーションの結果は、本当に様々です。

「年金額が十分なので、いつ引退しても問題ない」という結果が出る事がある一方で、「年金額が全く不十分」という結果が出てしまう場合もあります。そして、そのような結果が出た場合には、通常、引退後の収入を増やしたり、支出を減らしたりするような抜本的な対策が必要となります。

また、「年金受給開始の数年後から年金受給額が減額になる」や「引退後しばらくしてから支出が増加する」などの複雑なシミュレーション結果が出る事もあります。そして、そのような事情を抱えている事に気付かずに引退してしまったケースの多くでは、引退後しばらくしてから大変な事態に直面する事になります。

このように、何らかの対策が必要となる方は多いのですが、対策の実行には時間がかかる事も多く、問題の存在に気付くのが遅くなってしまうと、対策が間に合わない事もあります。そして、その方がどのような問題を抱えているのかは、実際にシミュレーション結果を見るまで解りません。

ですから、後悔しない引退を実現させる為には、早い段階でシミュレーション結果を確認する事が大切です。

後悔しない引退を実現させる方法

ただし、引退後のシミュレーションを適切に行う為には、様々な専門知識が必要となります。この為、一般の方が、引退後の収入や支出についてのシミュレーションを自分一人で行う事は困難です。

例えば、引退後は年金が収入の柱となる方が多いのですが、日本の年金制度は複雑です。この為、引退後に発生する様々なイベントを踏まえた「年金収入の変化」を予想する事は、専門家以外には難しいのです。他にも、引退後の支出を見積もる為には、その方が抱えている事情を数字に落とし込む能力が必要となります。

また、シミュレーションの結果、対策が必要であると解った場合には、適切な対策を選び、実行しなければなりません。そして、対策の成否には老後の生活がかかっている為、失敗は許されません。しかし、ほとんどの方にとって、対策は慣れない分野に属するものであり、自分一人で作業を進めた場合には失敗しがちです。

もうお解りだと思いますが、引退の為の準備を一人で行う事は困難であり、また、リスクが大きすぎるのです。

ですから、引退についての悩み・不安を抱えている場合には、少しお金はかかりますが、ファイナンシャルプランナー(FP)を活用して問題に取り組む事をお勧めします。

ファイナンシャルプランナーはCF表の専門家ですから、引退後のシミュレーションを問題なく行う事が出来ます。そして、今回の事例のように、作成したCF表を活用して、問題を的確に把握し、様々な提案を行う事が出来ます。勿論、対策の実行についての支援を行う事も可能です。

日本では「お金の問題を専門家に相談する」という事を、未だ、身近に感じられない方が多くいらっしゃいます。しかし、「自分一人で解決するのが難しい問題を、専門家の支援を受けながら解決する」という事は極めて自然な事であり、「お金の問題」については、ファイナンシャルプランナーが専門家です。

ぜひ、ファイナンシャルプランナーを活用して、後悔しない引退を実現させて下さい。

エフポータルは、FP相談の決定版を目指して開発されたサービスです。信頼できるファイナンシャルプランナーが身近にいらしゃらない場合には、エフポータルのFP相談をご活用下さい。

なお、CF表の重要性とFP相談の有用性については、エフポータルのトップページでも詳しくご紹介しております。

相談を迷われている方へ

ご自身の悩み・不安がエフポータルのFP相談で解決できるかどうかを確認されたい方や、エフポータルでの相談について聞いてみたい事がある方は、以下のフォームから質問をお送り下さい。実際に相談を担当しているFPが丁寧に回答させて頂きます(無料)。

お金の悩み・不安は、放っておいても解決しません。専門家への相談に踏み切れない方も、ぜひ、「問い合わせをする」というところから行動を開始してみて下さい。その行動が、将来の貴方を救う事になるかもしれません。

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